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七森酒店の『七氏ブログ』
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日々のワイン日記&ワイン会の記録を綴っています
by opus77
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カリフォルニアワイン醸造記 その10.5
こんばんは、店長です。
今日はジェットコースターのように天候が
移り変わる日で、春の嵐とはまさに
このことかと思わせる一日でした。
カリフォルニアワイン醸造記 その10.5_b0075625_1941386.jpg


今晩の日記は昨日の続きです。

前日に5時間ほど掛けてサンタバーバラに
到着したものの、一旦サンタマリアへ戻り
適当な宿を選んで一夜を過ごしました。

アメリカの安宿はインド人系の経営が多くて
宿の受付で漂っている香りがまさにマサラと
いう感じで以前に行ったインド旅行を
思い出しました。

近くのカフェでアメリカらしい
ヘビーな朝食を急いで食べ終え
地図をもとに一路オーボンクリマへ。

行きたかったけど場所がわからなかった
という話はよく聞きます。
事前にFAXでかなりアバウトな地図を
もらっていましたがちょっと迷いました。

こんな超有名ワイナリーにも関わらず
入り口には看板のひとつも無いのに加えて
ワイナリーは工場という言葉がぴったりの
飾り気の無いところ。


なんでも彼らは昨夜ハーベストパーティーを
決行して、とことん飲んだくれたらしく
この日は9時ごろからの流し気味の仕事だった
ようなのですが、その日のランチでも
宴は続いているようで、ヘンチキや
ペンフォールド、リンデマンといった
オーストラリアワインに加えて
ラベルの貼ってない聞いたこともない
葡萄をブレンドして造られたオーボンクリマの
実験的キュヴェを開けて大盛り上がりと
なっていました。



その日は1日中オーボンクリマとキュペで
多少彼等の仕事の手助けをこなしながら過ごました。

ここは一般の人には公開してないですし
テイスティングルームももちろん無いんですが
樽からイザベルを含む7種類くらいと
わざわざ開けてくれた'98のオレゴンを試しました。

ワインメーキングの過程がフロッグスと異なる
ところがかなりあったのでなかなか勉強になりました。

帰り際には、ジョンに宜しく伝えといてくれと
イシ=ラバを頂きワイナリーを後にしました。

その晩はマネージャーのギャリーに紹介して
もらったビストロでこちらに来て初めてといって
いいコースディナーを特別料金にて
ご馳走になり大満足。

翌日からまた近辺のワイナリーを巡りながら
ナパへと戻って行きました。
by opus77 | 2013-04-26 22:53 | ワインあれもこれも日記
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