七森酒店の『七氏ブログ』
nanawine.exblog.jp
日々のワイン日記&ワイン会の記録を綴っています
by opus77
プロフィールを見る
画像一覧
Top
<   2012年 09月 ( 31 )   > この月の画像一覧
ワインは接着剤?

ワインは飲み物ですが

背後にはちゃーんと隠れ
ているものがあります。

昨夜は当店のワイン会でした。

毎回参加頂いたみなさんに、
それぞれのワインの感想や
好みなどを言って頂いてから
ワインをご開帳します。


このご開帳に至るまでが
各々のこれまで飲んできた
ワインの経験や知識
そして味覚などをフル稼働させて

『僕はこの白ワイン物凄く好き この香りが最高』とか

『私は華やかで優しいロゼが好き』とか

『この2本目の赤は癖があって、苦手』

などなど、色々な意見が
飛び交います。


そして皆さんがご自身の意見
を言い終わるとワインリストが
配られ、ワインボトルが出てきます。


その時の
『おぉ、当たった』
『えー思ったのと全然ちがうー』

と色んな反応があり、改めてもう
一度自分好みのワインをグラスに
注いで飲んで感想を言い合います。

ご開帳されたラベルを見てから
『なんか美味しくなってきた』
という意見もあったりしますが

いーんです。

ラベルもワインの味わいのひとつですから。


ワインは目に見えるものですが
ワインをよく知る方もビギナー
の方も『ワイン』を通じて
繋がってるように見えます。


知識はあればあった方が楽しい
ですが、よく分からなくても
好き嫌いで、ご自分の好みを
発見できるのもワイン会の良い所です。


一度に7種類のワインを飲み
比べる事は、自宅などでは
なかなか難しいと思いますが

こういったワイン会だと
色んな方の意見が飛び交い
自分の好みも見つけられる

そしてここはワインを通して
人と人がつながり会える場所です。

ワイン会するたびに

『ワインって人を繋ぐ接着剤みたい』

と思います。
[PR]
by opus77 | 2012-09-30 21:34 | ワインあれもこれも日記
結婚、夫婦にまつわるワイン

第98回七氏ワイン会を本日
開催いたしました。


これまで数回ご参加いただいた
Tさんが今月結婚され、
夫婦での初参加ということで
今回のテーマは上記のように

夫婦で頑張っているワイナリー
2つのワイナリーが手を組んだ
ジョイントベンチャーに絞って
リストを組んでみました。


有名なところではハートマーク
が特徴の「我が心はカロンにあり」
のカロン・セギュール
訳すと「恋人たち」という
Les Amoureuses(レザムルーズ)
などがありますが、今回は控えて頂いて。


1.ブルゴーニュ・ロゼ"サクラ"2010
 奥様が日本人の造り手。
 季節外れですがサクラの淡い
 色合い。熟成すると酸が乗って
 きて美味しいんです。

2.ハイド&ヴィレーヌ カルネロス・シャルドネ2000
 ロマネコンティの共同経営者と
 カリフォルニア随一のぶどう
 栽培農家が奥様の実家繋がり
 ということがきっかけで
 ジョイントしたプロジェクト。
 処女作の2000年。
 香りがかなり開いていました。

3.バロナーク2004
 ムートンが南仏のワイナリーと
 共同して始められたプロジェクト
 かつて女優だったオーナーは
 歌舞伎に興味があったということ
 で市川團十郎氏と親交があり
 海老蔵&真央の披露宴では
 ここのワインが使用されました。

4.ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレ
"ロッジョ・デル・フィラーレ"2004
 人見知りの旦那と社交的な奥さんが
 夫妻の性格は極端に違っていますが、
 見事に2人は調和して、素晴らしく
 幸せな家庭を築いているとのこと。
  
5.CH.ル・ボン・パストゥール'94
 ワイン会の最強醸造コンサルタント
 夫婦。ミッシェル&ダニーロラン
 が自己所有するシャトー。
 カベルネの年なのでやや線は細い
 のですが、艶めかしさが出てきており
 飲み頃でした。
 
6.1+1=3 ブリュットNV
 優良な2つの葡萄栽培農家が
 手を合わせて誕生したスペインの
 カヴァと呼ばれるリーズナブルな
 スパークリングワイン。
b0075625_0263470.jpg
グランヴァンを飲んだ後なので
飲む順番は間違っていましたが
最後に乾杯がしたかったので
ラストに持って来ました。
b0075625_026594.jpg
b0075625_027045.jpg
b0075625_0271550.jpg
b0075625_0273082.jpg

[PR]
by opus77 | 2012-09-29 08:23 | 七森酒店ワイン会
重いボトル=高価で高品質?

昔何処かで読んだことのあるような
話ですが、昨日YOMIURI ONLINEに
このような記事が載っていました。

記事はこちら YOMIURI ONLINE ワインニュース


イギリスの学術誌によると一定期間の
間に販売されたワインの売上を分析
した結果、消費者は重いボトルが高価
で高品質であるとみなす傾向があると
いう研究結果が出たそうです。

迷ったら「重いものを選ぶが吉」
と言われたりもしますが、
それは何の根拠もありません。


「重いボトル=高価」
と言うことは言えなくはないです。

一般に流通しているボトルと違うものを
使うということは大量生産がされてない
ものなので数倍のパッケージングコストが
掛かるので販売価格に反映されます。


ニューワールドの超高額ワインに使用
されるボトルが異様に重かったり
逆三角形のような目立つ形だったり
するのには偽造を防ぐ目的があると
されますが、日常で消費される
ボトルに重量瓶が使用される
目的は単に一般消費者に

「高級そう、品質が高い」

というイメージを与えるための
マーケティングの一手法に過ぎません。


迷ったときは店員に相談して下さい。
七森酒店ではそうした相談をどんどん
受け付けております。

最後に当店の宣伝になってしまいました(苦笑)
b0075625_2138217.jpg
写真は当店で販売しているワインの
なかで一番重そうなボトル。
中身が入った状態で2Kgありました・・・
[PR]
by opus77 | 2012-09-28 21:40 | ワインあれもこれも日記
一日に200種類のワインを試飲する?2
昨日の続きです。
b0075625_1433487.jpg
いつもなら普段取引のある商社の
試飲会に出かけておりますので
それほど試飲する数は多くあり
ませんが、一昨日のイベントは
50社を超える出店数&出される
ワインは500種類オーバーと
いうことで、とても全てのワインを
試飲することはできません。


このようなときは特に出かける前に
今当店に不足しているものを考え
それを重点的に試飲して比べることにしています。

今回は2000円までで販売できる
ニューワールドのカベルネ系と
シャルドネを探すことに決めていました。

幸いそれぞれ1~2種類程度

「これはイケル」というワインを
探すことができました。


これだけ対象を絞り込んでも
対象となるワインはかなりの
数があがりました。

一本も見つからないということも
ザラにありますので
今回はかなり確率がいいほうです。

それ以外でもシャンパーニュや
南仏、スペインなどで面白いのが
見つかりましたのでこの秋以降に
ご案内しますね。
[PR]
by opus77 | 2012-09-27 14:30 | ワインあれもこれも日記
一日で200種類のワインを試飲する?

本日はワイングッズの最大手「グローバル」
社が主催するWINE TOKAI2012という

東海地方最大規模の試飲会があり
二人で出かけてきました。
b0075625_20372213.jpg
参加する5ワイン・洋酒メーカー
や輸入会社は50社以上、一社
10種類としても500種類上の
ワインが並ぶという壮大な
規模のイベントとなりました。

とても全ては回れないので
取引のあるインポーターを
中心として試飲してきました。

それでもその数20社以上あり
3時間ほどの間に200種類以上の
ワインを飲み比べることに・・。


私が試飲会に出かける際に
心がけることは4つあります。

1.ワインを飲み干さない
2.白ワインから飲む(賛否両論ありますが・)
3.事前に探しているワインを決める
4.生産者やインポーターに話しかける

1.については答えは明確で
ワインはアルコール飲料なので
飲むほどに酔いが回り、明確な
判断がつかなくなる。
美味しい物があっても我慢・・・。
↑これは結構キツかったりします

飲み干さなくても品質の高さを
判別することは難しいのですが
場数をこなすことにより克服
することが出来ました。

2.については賛否両論ありますが
試飲会に出るワインは出来立ての
いわゆる最新ヴィンテージのもの、
しかもインパクトの強いタイプが
比較的多いこともあり

私は白ワインの酸より赤ワインの
タンニンで味覚が鈍るのでこの
順番にしています。
これは人それぞれなのかなと・・


明日に続きます・・
[PR]
by opus77 | 2012-09-26 20:37
生まれ年のワインを飲むということ
誰にでもある誕生日子供の頃はプレゼントを
もらえるのが嬉しくて

大人になると歳をとるのでちっとも嬉しくないのが誕生日。

今日は私の誕生日です。
私の生まれた1969年は、ボルドーでは春先の気候が悪く、
結実も少なくて夏の天候は恵まれたのですが、9月に入り激流の
ような雨が降りそそぎました。

その結果出来上がったワインは
評論家曰く


「味が薄くて酸が強い不愉快なワイン」だそうです。

いわゆるbad vingtageの年なので、収穫量・生産量共に少ないのです。


仮に店長が奮発して(絶対にないんですけど)

1969年のボルドーワインを開けてくれたとしても
長い熟成を経て色々な要素が抜けて、肉も脂も
そげ落とされた体のような味わいではないかと思います。

言わば「水」に戻ってる感じです。

私にとって「生まれ年のワインを飲む」ことは


1969年にボルドーの葡萄畑に降った
「雨」を飲むということなのです。


そんな年のワインでも、自分と同じ時に生まれて、同じだけ
の年月を経て飲めるというのはこれまでの自分の人生の振り返り
のような気がします。

ひとそれぞれに年齢があるようにワインにも年齢があります。
そしてボトルには自分が生きてきた分と同じ年月が詰まっています。
b0075625_0114250.jpg

[PR]
by opus77 | 2012-09-25 20:07 | ワインあれもこれも日記
深夜のワイン会
暑さ寒さも彼岸までと言われますが
今年は(も?)残暑が厳しいですね。

それでも夜になるとずいぶんと
涼しくなりました。

昨日は毎月恒例の深夜のワイン会に
出かけてきました。


白1本、赤2本のラインナップ。
全て飲みごたえがあるボリューム満点の
スタイルでこれからの季節には丁度よい
ものばかり。


結果は全てスペインワインだったの
ですがこれまで殆ど試したことのない
ものばかりで楽しめたブラインド
テイスティングとなりました。

1.LLICORELLA BLANC PEDRO XIMENEZ 2010
2.Finca Dofi 1996
3. Bierzo Corullon La Faraona 2002

1番目の白ワインは極甘のシェリーの
原料として知られるペドロ・ヒメネスを
樽熟成して造られるプリオラート産!?
色調にほんの僅かな赤が残る珍品。

香り、味わい共に南仏っぽい香味でした。

2番目は色調がやや薄めなのが気になりましたが
クラシックでやや青さの残る香り、ボルドーかと
思いましたがこちらもプリオラート。
しかもレルミタの2nd、フィンカ・ドフィ。

トスカーナと言われても納得の味わい。

3本目はこれまで忘れ去られたに等しい
メンシアを使ったビエルソからの赤ワイン。

これだけなんとかスペインとまで答えられましたが
ニューワールドのピンノワールを思わせるような
香り、タンニンの量が違うのですが、シチリアの
ネレッロマスカレーゼのような味わいでした。


スペインワインは面白いですね。
数年前の好景気で上級クラスの価格が
上昇してしまったのでもう少し落ち着いて
くれればと思います。

でも探せばあるもの・・・

この秋の試飲会で低価格ながら面白い
ものを数点見つけましたので今後
ご案内させて頂きます。
b0075625_22343024.jpg

[PR]
by opus77 | 2012-09-24 22:34 | ワインあれもこれも日記
なるほど ザ ワールドなワイン法
「懐かしー」と思った方、
間違いなく35歳以上です。



ワインを作っている国々は世界各国
にあります。
そして、それぞれの国々でワイン法
があり、それを元にワインは造られ
ています。


ワイン法のお手本はフランスで
行政機関により原材料の葡萄の品種
の指定や醸造法から、ワインの階級
(テーブルワインなのか特級なのか)
まで、厳しく管理されております。

これはひとえに、ワインの品質低下
防止や不正取引防止に大きく役だって
います。

でも全部の国がフランスのように
ワイン法にのっとったワインでは
ありません。


フランスのお隣イタリアではワイン
の階級は4段階に分かれています。
普通に考えれば一番上の階級が一番
高価なワインのはず・・・・なの
ですが実情は違います・・・

イタリアでは人気があり高価な
ワインは下から二番目の階級から
数多く排出されます。


またドイツではフランスよりも
更に細かくワイン法でワインの
分類がされており、各階級ごとに
アルコール度数や糖度などが
決められてます。

フランスが畑の格付けを元に
ワイン法を整備されたのとは違い
ドイツでは収穫期の果実の糖度で
単純に分類されていることで
優良な畑の優位性や生産者の努力
が全く無視されていることは残念です。


ドイツではラベル表記も、他の国
にはあまり見られない品質検査の
公的検査合格番号や、ワイン協会
で決められたシンボルマークの表記
など、法律をつくってはラベルや
ワインに表記義務を付けるため
ドイツワインのラベルを読むことを
難解なものにさせています。


ワイン法があっても、その通りでは
ない国もあれば、細かい法律があって
も更に細分化して(法律を)作りた
がる国など国民性豊かです。


ちなみに我が国にはワイン法は
存在せず、外国から購入したぶどう
ジュースを日本国内で醸造すれば
国産ワインになることや
酸化防止剤無添加と宣伝されるワイン
の多くは過度なフィルター濾過や
煮沸して殺菌された物で本来の個性が
削ぎ落とされたものとなるなど
無法地帯です。
[PR]
by opus77 | 2012-09-23 22:20 | ワインあれもこれも日記
ワイン=我が子?
@七森酒店

本日は3連休の初日、秋晴れの天候に

恵まれたなか、当地では学区ごとに
小学校の運動会が開催されました。


人気の場所取りをするのには前日の
3時から並んで6時の場所開放に備える
という話を聞くとそれに掛ける情熱は
凄いものがあるなと感じます。

自分も仕事を一時離脱して我が子が
でる競技を見に行きましたが
徒競走では無かったものの
頑張るわが子の姿を見て胸に暑いもの
を感じました。


自分が造ったワイン を 我が子
のように生産者が語る時があります。

それは牛を育てている人でもトマトを
栽培している農家の人でも同じ事ですが

自分はワイン屋なので我が子は自分が
納得して吟味して仕入れたワイン達ですね。

日々情報を収集して、毎週試飲会に出かけて
これを仕入れたらどうだろうかという時

思い浮かべるのは


ご購入頂いたお客様方が自宅に持って
帰ってコルクを抜いてグラスに注ぎ

ゴクッと飲んだ後のフッと口元が緩む表情

「七森君 今日は中々いいもの勧めてくれたじゃん」

という心の声です。


運動会を見てふとそんな事を考えてしまいました。
[PR]
by opus77 | 2012-09-22 23:02 | ワインあれもこれも日記
韓ドラとワイン
ワイン あれもこれも日記

『韓ドラとワイン』


今はそうでもないですが、私は3年程前までは
週に3本は韓ドラみていていわゆる韓流おばちゃん
の一人でした。


韓ドラは 法則がありまして

「金持ち × 貧乏」という法則
が多くのストーリーの根底にあり

よくあるのは、金持ちのボンボン王子様キャラ
と貧乏女子が恋に堕ちる話です。


そこで裕福の象徴みたいな感じでワインが
出てくる事も多く

韓ドラを見始めた数年は別に
気にしていなかったのですが

出てくるワインが気になってからチェック
しているとドラマに登場するのは

必ず『赤ワイン』

しかもボトルは『ボルドータイプ』なんです。

そこにはブルゴーニュボトルはでてきません。


店長に なんでかな?と聞くと

『ボルドーの方が規模が大きく
 マーケットが確立していて大量に
 同じ物が流通しやすいので
 新興国ではまずボルドーワインが
 市場を作る。

 
 日本でも20年前くらいのトレン
 ディードラマでは同じように
 赤ワイン→ボルドーみたいにでて
 たから、ワインの歴史が
 まだ浅いんじゃないかな』
 
 みたいに言っていました。


でも、数年前から韓国では漫画『神の雫』
が大人気で2007年からワインブームらしいです。


うちのお店にも、3年前にムートンの
75年はまだ在庫がありますか?
というメールが韓国から来たことがありました。

実情はわかりませんが
今は、ウォン安の関係でワイン
ブームも下火かもしれませんね。
[PR]
by opus77 | 2012-09-21 23:36 | ワインあれもこれも日記
PageTop
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Vino Rosso Skin by Sun&Moon