七森酒店の『七氏ブログ』
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日々のワイン日記&ワイン会の記録を綴っています
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七森酒店ヌーヴォーラベルの遍歴
七森酒店ではボージョレ・ヌーヴォーを樽で空輸してそれを
手作業で一本づつ小分けして販売しています。

その為、毎年ラベルを自作してボトルに張り付けているのですが
7年前に大学の後輩がヒューマンアカデミーという総合専門学校で
働いていたことから若いデザイナーの卵達に授業の一環として
ラベルデザインを依頼する事になりました。


10月になるとデザインが講師の方から10~15点程度渡されるのですが
今ではそれを選ぶのがこの時期一番の楽しみとなっています。

ヌーヴォーという言葉を聞いたことがある程度、ワインのラベルなんて
今まで全く興味のなかったU-20の若い子達がデザインするワインの
ラベルは荒削りなもののワイン売り場では目にすることのない斬新なデザイン
があったりして見ていて楽しいのです。

今年のデザインは現在最終調整中となります。
もうすぐ発表できますのでお楽しみに。

画像はこれまでのラベル遍歴をまとめたものです。
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by opus77 | 2012-10-31 19:21 | ワインあれもこれも日記
ブル赤 ブル白 ケセラセラ?
私、つい最近まで恥ずかしながら ” ブル赤 ”を知りませんでした。
” ブルゴーニュの赤ワイン ”を略すとこうなるんだそうです。
私は知らなくて、


『えっ、ブリュット(辛口)な赤?』

なんて言ってしまった次第です。

ワインの短縮用語は、他にもありまして

ブル白(ブルゴーニュの白ワイン)
カリピノ(カリフォルニアのピノ・ノワール)
カリカベ(カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨン)
チリ赤(チリの赤ワイン)
チリ白(チリの白ワイン)

などなど、もっとあるかもしれません。

でも不思議なのは、例えば

ボル赤(ボルドーの赤ワイン)
ボル白(ボルドーの白ワイン)
カリソー(カリフォルニアのソーヴィニョン)
カリメル(カリフォルニアのメルロー)

とは言わないみたいなんです。

店長曰く、日本語の語呂が悪いのと耳障りがよくないからでは
言うことです。

そうそう、以前うちのワイン会で出した国産ワインにカタカナで
メルローと書いてあったラベルを
『メル 口(ぐち)』と言ったお客様がいて、一同大受け
しました。

皆様が知っている・使っているワインの短縮語ありましたらコメント欄で教えてください♪
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by opus77 | 2012-10-30 16:29 | ワインあれもこれも日記
カリフォルニア醸造記その6

本日野球の全米NO.1決定戦を決めるワールドシリーズにて
サンフランシスコジャイアンツが7度目のチャンピオンに
輝いたことから、アメリカ滞在時のエピソードを思い出しましたので
醸造記から話は脱線しますが書いて見ます。


収穫期も中盤に差し掛かった8月ある日の午後、フロッグス・リープの
オーナー ジョン・ウイリアム氏が私の顔を見るや

「Koji, お前野球に興味あるか?」

「Sure, 日本では野球は人気のスポーツやで」
 と答えると

「そうか、丁度いい。今日は早めに上がって
 3人でGiantsの応援に行ってこいや」

 とチケットを渡されました。

そう彼は年間シートを所有しているVIPでSFジャイアンツの
熱狂的なファンなのでした。

仕事を切り上げさっそくパブロの車に乗り込み、ナパから
サンフランシスコまで1時間半の道のりはスリル溢れるものでした。
アミーゴ達のドライブは急な車線変更、追い越し、煽りと何でもありでしたから(笑)

ようやく当時のパシフィック・ベル・パークについた頃は既に試合も開始されていましたが
アメリカに来てからは見たこともないような大勢の人だかり。球場外でも熱気が凄かったです。

ゲートを潜り見た光景はひと言で言って

「美しい・・・」

サンフランシスコ湾の夕暮れに真っ青な芝生
が映えてその対比は衝撃的なものでした。
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その頃のGiantsはボンズやケントなど
強打者が名を連ねていたのですが、投手陣が打ち込まれて負けるというのが常で
この日も大量リードを許したところで、あまり野球に興味の無いアミーゴ達は
帰ろかと言い出し私のメジャーリーグ初観戦は終わりました。

翌日ジョンに感動したことを告げると

「そうか、じゃあ今度また行ってこい」

と嬉しそうに語りかけてくれたことを思い出します。


ここ3年間で2度のワールドチャンピオンに輝いたSFですが、サンフランシスコ移転後
は50年以上優勝がなかったチームだけに今頃はジョン・ウイリアムズ氏も良い眠りに
ついていることでしょう。

おめでとう、John
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by opus77 | 2012-10-29 19:13 | ワインあれもこれも日記
クレオパトラと不美人
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ワインは農産物なので天候に毎年左右されます。

なので同じ銘柄のワインでも毎年味わいに変化があります。


昨日お客様が来店された際に同じブルゴーニュの白ワイン
の2009年と2010年について

『2009年はふくよかな感じで2010年は痩せた感じがしたよ。
 例えるならクレオパトラと不美人みたいな感じかな』

と仰っていました。

ほぉ、不美人とな・・・

同じワインなのに年が変わればこうも評価が変わるんだと
ワインが可哀想と正直思いました。

でも、そのお客様が
『2010年を開けて3日目に飲んだらうんとよくなっていて驚いたよ。
 多分もともとの骨組みの造りがしっかりしてるから、よくなれるんだろうね』

と続きでお話しされて2010年の残り在庫を全て購入して頂きました。


私は、アンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」が頭に浮かびました。
2010年の不美人は美しい白鳥になれたんですね。


3日で美人恐るべし・・・・
人間ではありえません。
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by opus77 | 2012-10-28 23:21 | ワインあれもこれも日記
四恩醸造の秋リリース入荷しました
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皆様お待ちかねの国産ワイン四恩の2011年熟成ワインが入荷いたしました。

窓辺(クレーレ)2011
窓辺(赤)2011
ブーケ(橙)2011
ブーケ(赤)2011 Cuvee:Petit2

今年の2月にヴィニュロンの小林氏が当店に来店されたことが
ついこの間のような気もします。

来店された時に色々難しい話しも聞きましたが
その中で興味深い話がありました。


四恩醸造のラベルには必ず油絵の花があり目を惹きます。
これはワイナリーと関係のある人が描いている絵なのですか?

という私の問に小林さんは

「食卓の彩りの為ですよ」

つまり

食卓に花があると食事がいっそう華やかな雰囲気になる。

でも男ってなかなか会社帰りに花を買うことって出来ない。

だからワインに花が描かれていれば花を眺めながら
美味しいワインを飲むことが出来るという訳です。


この話を聞いて私はここのワインを取り扱うことが
出来て幸せだなと思いました。

大手のワイナリーでは消費者の行動をリサーチして瓶の形状や
重さを替えたり、売り場で目立つような奇抜なデザインの
ラベルを貼ったり等、売らんがためのマーケティングが横行しています。

それと真逆の方向で消費者の食卓と向い合って決めたラベルデザイン。

センスというか精神性が違うってもんです。

これからも応援していきたい蔵元です。
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by opus77 | 2012-10-27 23:19 | 新入荷・新企画
語らいや会話が増えるようなワインを試してみませんか?
今から5年前、突然ワイン専門誌の編集部から
お店に電話がかかってきました。


なんと・・・・

『お店紹介に七森酒店を掲載誌するので取材に伺いたい』との事。

雑誌の名前は『リアルワインガイド』

この雑誌の表紙は今から30年くらい前に
ジャンプで『ストップひばりくん』を
連載していた江口寿史氏が毎回書いています。


ここはワイン雑誌の中でも、記事広告が全く無く←ここ重要です!
純粋にワインのテイスティングレポートとかワインの情報を掲載していて
写真も少ないので結構ディープなワイン好きの方に愛されています
(うちの店長ももちろんです)


その時のご縁で、毎年年一回の特集である

『3000円以下旨安ワイン』

のエントリーショップに選んで頂いてありがたいことに『3年連続』で

合計 旨安大賞2回、旨安賞2回 受賞させて頂き、当店としても
大きな励みになりました。

ワイン屋をやっていると
『ワインって良くわかんないのよねぇ』とか
『難しんでしょう?』
と言われることがあります。


そんなワインビギナーな方に飲んで頂きたい 

まずはこれからと当店がおすすめする
「初心者セット」を作ってみました。
中身は先程ご紹介したリアルワインガイドの
旨安ワイン特集で 賞を頂いたワインです。


秋も深まった季節に、いつもの食卓にワインを置いてみて下さい
いつもより食事の時間が長くなると思います。

なぜだと思います?

ビールはスイスイ飲んできますよね、ワインは
ガブガブというよりは、しみじみ飲みます(アルコール度数が高いせいもあります)

なので、家族の語らいや会話が増えるように思います。


秋の夜長、お友達と語り合うのもよし、家族で話すもよし、
傍らにワインをお供にしてみて下さい、きっと他のアルコールに
ない世界があります。

旨安ワインハンターの店長がお届けする
これを飲んでおけば間違いない入門ワイン4本セット
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by opus77 | 2012-10-26 20:00 | 新入荷・新企画
秋の味覚 大収穫ですが・・・

栗・きのこ・さつまいも里芋など秋の味覚は沢山あります。


田舎に住んでいると毎日のように畑で作ってるものを
今の時期もらうんです。

しかも同じものを、複数の人からそれぞれ沢山・・・。

嬉しいですよ、ありがたやー
とも思うのですが、時には
『どうする?えー、どうする?』
頂いた野菜を目前ににらめっこしたりします。

今日がそんな日でした。
さつまいも(泥つき採りたて)を15本もらったのです。

それが一本一本が大きくて
今晩のおかずにしよう!
どうせなら『ワインのつまみじゃぁ』と作ってみました。

多分FB日記をごらんの方にも『さつまいも』の処理
にお困りの方がいるのではないかなぁと思います。


**さつまいものサラダ**
(3-4人分)
さつまいも Lサイズ1本
マヨネーズ 大さじ 3くらい
粒マスタード大さじ 2くらい
蜂蜜    大さじ 1くらい

①さつまいもをよく洗って
 サイコロ状に切り、電子
 レンジでチンする。
 だいたい8分くらい。
②調味料を合わせておいて
 チンしたさつまいもと
 和えて完成!

粗熱をとってから食べたほうがいいと思います。
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ここからが、ワインのお話です。ほっくりしたさつまいもに酸味と
ほんのり甘味のあるドレッシング和えて作ったサラダには

ホッコリした自然派のピノ・グリとかタンニンの少ない軽めの赤
スペインのガルナッチャなんて合うと思います。

是非お試しを・・・。

私、ワイン会10年やってるんです。
これから日記の中でお料理も載せていこうかなと思います。
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by opus77 | 2012-10-25 18:08 | ワインあれもこれも日記
カリフォルニア醸造記その5
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昨日に引き続きワインに使用する樽のネタです。

ワインと樽の歴史は非常に長く木製の樽は紀元前からワインの
貯蔵や運搬に使われてきたと言われてます。

日本でも清酒などの運搬や容器として鎌倉時代頃から復旧した
とされますが、形状が違い日本では真っ直ぐなのに対して
西洋では真ん中が膨らんでいて転がす事が容易になり移動が
楽になる点が挙げられます。


私がフロッグス・リープで研修をしていた時期は収穫期
だったことから、運ばれてきたぶどうを選果して果汁を絞る
という作業が主な仕事でしたが葡萄が運ばれてこない日は
前年までに醸造されたワインのお世話。いわゆるセラーワークを
しておりました。

ある日同僚のパブロから牛革のグローブを渡された私は樽詰め
に向けて空の樽をセラーに運ぶ作業を手伝いました。

昔のメルマガに以下のような
記述がありました。


メキシカンのアミーゴ達は手馴れたもので簡単に空樽
をくるくると移動させますがこれってけっこう難しいんですよ-!!!

斜めにして廻しながら移動させるので空樽といえども
これがなかなか重くてバランスをとるのが難しいんです。

彼らは車のハンドルさばきと一緒だとのたまうのですが
僕の華麗なハンドルさばきに反して樽はクニャクニャ変な
ほうにいってしまいどうやらこの作業では足手まといに
なっているようです。
もちろん帰る頃には素晴らしい樽転がし職人になっていますよ(笑)

引用ここまで------


移動させやすい形状になっているとはいえ慣れないと
難しい作業なのです。

最終的にはなかなか様になっていたようですが
その技能は現在全く生かされていないようです(涙)
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by opus77 | 2012-10-24 21:23 | ワインあれもこれも日記
樽はワインの化粧?
ビオの神様ニコラ・ジョリーさんは

『ワインにとっての化粧は樽香のようなもの、本来の美人であれば
 ほとんど化粧を必要としない』
と言っています。

これはどういう事?って思いますよね。


ニコラ・ジョリ-は、ビオディナミ(農薬や科学肥料を使用せず
太陽や月の動きをみながら行う農法)の先駆者であり、いまやその世界の
神様のような存在です。

彼に言わせると、ビオディナミは自然が生命のために準備してくれた
ものを最大限にいかすということらしいです、

となるとビオで作られた葡萄は自然が最大限に生かされているから
樽なんて使わなくて、とびっきりの美女ワインになるという事
なんだと私は思いました。

今世の中は、空前のエコロジーブームと言う事もありビオディナミ
農法のワイン 通称 ビオ・ワインは大変人気があり、先日店長と
行ったビオ・ワインの試飲会も大盛況でした。


でもねぇ、ニコラさん・・・

女性は美人じゃなくてもいつまでも綺麗でいたいから
化粧をするんですよ、美人になりたいからというのとは
ちょっと違う気がするなぁと思う私でした。
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by opus77 | 2012-10-23 12:20 | ワインあれもこれも日記
10年の時を経て

先週の土曜日に当店が毎月続けているワイン会が99回を迎えました。

この日のテーマは当店がワイン会を始めた年2002年の
ワインを水平テイスティングするという趣向で取り揃えてみました。
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1.エグリ・ウーリエ ブリュット・ロゼNV
2.ブルゴーニュ・ブラン"レ・コンブ"2002 マルク・コラン
3.シャンボール・ミュジニー2002 フレデリック・ミュニュレ
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4.マッキオーレ・ロッソ2002
5.ニュートン メルロー アンフィルタード2002
6.シャトー カントグリル2002

100回も続けてきたにも関わらず意外と同じ年のワインを
一度に試すことは少なかった記憶があります。


その理由は後日まとめられたらいいなと思いますが
今回の10年の時を経たワインたち場所も違えば
葡萄品種も違いなにより造っている人が違います。

当然熟成の具合が違い人生いろいろでは無いですが
出自の違うそれぞれのワインが瓶の中で経てきた期間の
「移ろい」とでもいうものをを栓を抜きグラスに注いで
その変化をこの日も三者三様に我々の前に異なる表情
を見せてくれました。

今回は当店のワイン会スタート年を選んでみましたが、口に入れて
食感でここまで「時間」(当時の記憶)(それまでの年月)を
人の脳にイメージさせるものはこのワインという存在なのではと
感じます。

100回まであと少し「もうちょっとだけ続くのじゃ」
と言いつつまだまだ200回、200回と重ねていき地元のワイン
伝道師になれるよう頑張ります。
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by opus77 | 2012-10-21 15:21 | 七森酒店ワイン会
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