七森酒店の『七氏ブログ』
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日々のワイン日記&ワイン会の記録を綴っています
by opus77
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雨か灌漑か
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こんばんは、店長です。
今日は局地的に夕立のような
天候で落雷により停電して
信号が止まったりと荒れ気味の
一日となりました。


雨は葡萄栽培にとって
恩恵と被害の両面性を持っています。

雨が多すぎる場合は病害が発生しやすく
日照量が足らなくなり果実が十分に
熟さなくなりますし
最悪の場合は洪水で収穫量が激減します。

反面あまりに雨が降らない年は
結実不良による「花流れ」が起こり
収穫量が激減したり、葉が枯れ
光合成が停止して果実の糖度が
上がらないまま収穫されたりします。

このような問題があるにもかかわらず
現在でも多くの国でワイン法によって
灌漑による人為的な水分補給が
禁止されています。

それは葡萄が過剰生産物となっている
ためで、大量生産を目的としない
優秀な小規模生産者の障壁のひとつと
なっています。

灌漑を認めることで大規模生産者の
生産性が高まり収穫量が水増しされ
安価で大量のワインが出まわることが
予想されますが、現代はグローバルな
マーケットで競争が行われているため
ただ単に伝統的な国で造られたという
だけでは比較優位性に乏しく
売上を伸ばすことは出来ません。

今後徐々に規制は緩和されていき
更に安定的な収穫量を確保できる
施策がとられることを望みます。
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# by opus77 | 2013-06-07 21:58 | ワインあれもこれも日記
プレマチュア・オキシデーション
こんばんは、店長です。
梅雨入りしたというのに全く
雨が振りません。
この分では梅雨明けは
平年通りとなりそうですね。
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昨晩は予てから関心のあった
ブルゴーニュの90年代後半に
多発するとされるワインを
飲み比べるという機会に恵まれました。

詳しくは「ソムリエール」の
巻末で堀健一氏が書いた秀逸な
コラムがあるのでリンクを
お読みいただければご理解いただける
と思います。

【STEP125】ブルゴーニュ白の夭折

私の経験で最もこれに当てはまる
銘柄はラモネの1erシャンカネ98です。

これを飲んだのは造られて10年程
経ってからなのですが、コラムに
あるように褐色がかった色調とシェリー香
果実味がかなり後退した味わいで明らかに
熟成が進みすぎているという印象を持ちました。

プレマチュア・オキシデーションは
白のみに起こる現象では無いことから
ポンソの95・96も同じ要因で
酸化が急激に進んだと考えられます。


昨晩飲んだワインは全て96年で
ソゼのバタール・モンラッシェ
グリヴォーのクロ・ド・ペリエール
コント・ラフォンのムルソー・シャルム
でしたが、それぞれ年代相応の熟成具合で
問題を確認することができませんでした。

この年代のブルゴーニュをお持ちの皆様に
お飲みになる機会があればご感想を
お聞かせいただければと思います。
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# by opus77 | 2013-06-06 23:03 | ワインあれもこれも日記
長良自然ワインのぶどう
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先週水曜日に店長と二人で
岐阜市で作られている「長良ワイン」
に行きました。
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長良川からは少し入った所に
あるのですが、天井だけのビニールハウスが
並んでいるのを見て

”本当に岐阜でぶどうを栽培してるんだ”と
凄い驚きました。
幸運にも、ワイナリーの方とお会いできて、
この土地ならではのぶどう栽培について
お話を聞けました。

このワイナリーで作られている赤品種は
”デラウェア”(北米品種)で
この品種の特徴は、果皮が分厚く
瑞々しいところです。
収穫期になると 糖度が23度まで上がり
ワインを醸造する際に補糖もせず
尚且つぶどうの皮についた自然酵母で
作られるそうです。

糖度23度って極甘です、たとえ湿度が
高くとも日本の35℃以上になる夏を越すと
これだけ上がると仰ってました。

また一方では、何度作ってもダメだったのが、
メルロー(欧州品種)、このぶどうは果皮が薄く、
収穫期になるまでに半分の果実が弾けてしまい
腐ってくるそうです。

長良ワインの土壌は、砂地で水はけは
良いそうですが、やはり雨が多いために
果実がどうしても水分を多く含む為に
果皮の薄い欧州系品種は適さないようです。

私達が訪問した日は、あいにくの雨だったので
今度はお天気の良い日に、ぶどう畑を
見せて頂きたいです。
植物大好きの店長は、最後の最後まで
”ぶどう畑が見たかった”と
名残惜しんでました。
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# by opus77 | 2013-06-03 22:51 | ワインあれもこれも日記
世代交代
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こんばんは、店長です。
本日は美濃加茂市長選挙が行われました。
昨年からソニー工場撤退などでメディアを
賑わしているわが町ですが、新しい市長の元
よりよいまちづくりを推進していくことを
一市民として願っています。

先ほど当確情報が出ましたが
日本一若い市長が美濃加茂に誕生しました。

ワイン造りの世界でもここ10年で
どんどん世代交代が進んでいます。

私の知る限りではこの世代の生産者は
闇雲に新しいことに挑戦するだけではなく
自分たちの先祖がかつてそれぞれの土地で
造っていたワインを現代的な知識や
技法を用いて再現することに重きを
置いているようです。

かつてビオであればなんでもいいと
いう風潮が高まり、ワインとして
明らかに欠陥のあるものが大量に
出回った時期がありましたが
それらは一部の原理的信仰者を
除いては市場から淘汰されつつあり
理論的な背景を元にワイン造りを
行う柔軟性のある生産者のワインが
市場に定着いたしました。

私は過去の出来事を単に
肯定・否定するのではなく
検証して現代に活かすことが
大事だと思います。
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# by opus77 | 2013-06-02 23:02 | ワインあれもこれも日記
夏に飲む赤ワインの楽しみ方
こんばんは、店長です。
美濃加茂市は一日中曇り模様でした。
気温はそれなりでちょっとムシっとした
一日となりました。

室温は20度を超えたくらいでしょうか。
こんな季節に赤ワインを飲もうと
キッチンに無造作に置いてあるワインを
飲んで妙に甘みや酸味が強く感じることは
無いでしょうか?

赤ワインは室温で飲むということが
語られますが、室温と言えども
この時期から日本の室温は赤ワインを
美味しく飲む温度よりも高くなりがちです。

渋みはさほど温度の影響を受けませんが
酸味は温度の上昇によって強く感じる
要素のひとつです。

軽めの赤ワインで14-16℃
重めななら16-18℃などと言われますが
室温が高くなりがちなこの季節は
ワインセラーを持っていないと
なかなか適温で飲むことは難しいです。

床下収納があればこの時期なら適温で
楽しむこともできますがそれも一杯な
場合は冷蔵庫の野菜室に入れておく
という手もあります。

通常の冷蔵室に入れっぱなしだと
冷えすぎてしまうため飲み頃の
温度になるまでに時間がかかり過ぎてしまいます。
(5℃を切ると味わいが感じられなくなります)

野菜室に置いておいて飲む30分前に
テーブルなどに出しておくと
ちょっと冷え気味ですがグラスに注ぐことで
適温に近づいてきます。

1杯めは酸や渋みを強く感じることが
ありますが温度の上昇によってそれ以降は
本来の味わいを楽しむことができます。

注意点は一本ずつ入れることです。
野菜室を占領してしまっては家族から
苦情が出ること必死なのでお気をつけください(笑)
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# by opus77 | 2013-06-01 21:48 | ワインあれもこれも日記
ほくほくそら豆
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こんばんは、尚子です。
小1の息子に近所のお友達ができて
とても嬉しいです。

私はいつも農協で野菜を買います。
最近は気温も上がってきて
豆類が沢山売られています。

豆は植物性タンパク質で、イソブラボンも
豊富なので、メタボなお父さんにも
美容が気になるお母さんにも嬉しい食品です。

中でも最近の私のお気に入りは「そら豆」。
農協では1袋8本くらい入って
¥150程で買えます。
私のオススメ調理法は、”焼きそら豆”です。

作り方も超簡単です。
ちょっと面倒ですが
下処理をして焼くだけです。

「焼きそら豆」
・そら豆 1袋
・塩水  水1リットル+塩山大さじ山盛り2杯

1)そら豆は両端をハサミで切り落とし
  ボールに塩水を作り、そら豆を
  1時間~2時間漬け込む。
2)水気を切り、魚焼きのグリルや
  オーブントースターに重ならないように並べて
  12-15分焼けば完成!

焼き目は、魚焼きのグリルの方がつきます、私は
うちのグリルだと
 「オートメニュー ”姿焼”、焼き加減”強”」
で焼きます。
茹でるより、味も抜けてなくて
ホクホクで美味しいですよぉ。

料理がシンプルな分、合わせるワインは
限られます。

アルザスなど良いと思いますが
最近はチリのアルザス品種も
いいものが造られているので
こちらなどいかがでしょうか?
価格はアルザスの半額とお気軽に
楽しむことができます。

ゲヴェルツトラミネール・リゼルヴァ2011
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# by opus77 | 2013-05-31 22:46 | ワインあれもこれも日記
梅雨の季節に思うこと
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こんばんは、店長です。
梅雨ですね~。これからひと月余り
アジサイが見頃を迎えます。

紫陽花は当店の所在地である美濃加茂市の
市の花だったりします。


アジサイは土壌のph(酸性度)によって
(酸性ならば青、アルカリ性ならば赤)と
色合いが変わると言われますが、これは
アジサイの花に含まれるアントシアニンと
いう色素が関係してきます。

アントシアニンはポリフェノールの一種で
一昔前にその抗酸化作用が注目され
赤ワインを適量飲むといろいろな病気の
予防になるということで今日の
ワインブームの一助となりました。

以前このような日記を書いたことが
ありますが、私はワインにはそれらの
体によい物質が含まれているから
健康に良いと考えたことはありません。

ワインに限らず日本酒などでも同じく
醸造酒に含まれるアルコールには
心と体の緊張を解きほぐしてリラックスさせて
ストレスを軽減する効果が一番の
効能だと考えています。

仕事中のストレスは人を成長させる糧だと
考えますが、そればかりでは持ちません。

賑やかな場でシャンパーニュを片手に
騒いだり、気の知れた友人とグラスを
傾けたりとシチュエーションは人それぞれ
ですが、心地良い酔いは疲れた心と身体を
リフレッシュさせて明日への活力となることでしょう。
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# by opus77 | 2013-05-30 22:50 | ワインあれもこれも日記
長良ワインに行って来ました
本日は朝から雨が降り続く天候でした。
早くもこの地方梅雨入りとなりました。

昨日お知らせしたとおり
岐阜市にあるワイナリーを訪問して
畑の歴史や醸造方法など
30分ほどですが話を聞いて来ましたので
明日にでもレポートさせて頂きます。
なかなか興味深いものでした。

まだ未経験のマスカットベリーAを
一本購入したので楽しみです。
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# by opus77 | 2013-05-29 22:02 | 日々の雑感
岐阜で造られるワインがあるらしい
こんばんは、店長です。
昨日の日記で近日中に東海地方も梅雨入り
云々を書いていたら今日発表されてしまいました。
例年に比べて10日以上早いようです。
よく知りませんが、今年は猛暑になるのでしょうか?

先週お客様に招かれてホームパーティに
行った際にあるワインをブラインドで
試すことが出来ました。

香りに華やかさがあり、瑞々しい果実味を
感じさせ穏やかな酸味。
ミネラル感はさほど感じなかったのですが
私は南仏のVDPと答えました。

その答えを聞いた出題者の口元がふっと緩んだ
のを見届けましたが、答えはなんと
岐阜市の長良川沿いで造られた白ワイン。
品種はデラウエアだそうです。

話には聞いていましたが、想像以上の
味わいでした。

どういう造りをしているか非常に興味を
持ちましたので明日訪問してきます。

後日リポート致しますのでお楽しみに。
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# by opus77 | 2013-05-28 21:58 | ワインあれもこれも日記
深夜のワイン会
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こんばんは、店長です。
西日本は早くも梅雨入りしたそうですね。
近々東海地方も梅雨入りすると思われます。
この近辺は雨量に弱いので余り集中的に
降られると心配です。


昨晩行われた深夜の勉強会は
赤・白2本出題されました。

白は淡目の色調で、柑橘類・青リンゴ
白い花やハーブ類のフレッシュな香り
満載で、オークは控えめ。
ややアルコールの高さを感じるものの
果実と酸のバランスが調和していて
抑揚の効いたエレガントなスタイル。
私は北イタリアのシャルドネと答えました。

赤は適度に深みのある色調で、カシスなどの
小さな酸を感じさせる赤黒い果実と
エスプレッソ、煙、トーストなどの
樽を感じさせる香り。
膨大なタンニンがあるものの熟していて
程よい果実味と高い酸のお陰でさほど
苦にすることなく飲めてしまいます。
シルキーな口当たり。
今回はイタリア飲み比べかなと考え
スーパートスカーナ?と答えました。

その後ご開帳されたワインはカリフォルニアの
老舗ワイナリースタッグス・リープの
ものでした。

カリフォルニア好きなら避けては通れない
ワイナリーですが、現地でしかこのクラスは
飲んだことが無かったのでちょっと驚かされました。

1.カリアシャルドネ 2011
2.カベルネ・ソーヴィニヨン フェイVYD 2009
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# by opus77 | 2013-05-27 22:31 | 参加したワイン会
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